矯正治療が必要な「不正咬合」

矯正治療が必要な「不正咬合」

 
不正咬合の矯正治療は一般的に見た目を改善することだけが目的と考えている人が多いようですが、
噛み合わせを良くして歯をはじめ口腔内の健康を一生に渡って維持していくことが真の目的です。
では矯正治療が必要な不正咬合には一体どのような種類があるのでしょう。

 

1つ目は「叢生」です。
「乱杭歯」とも言い八重歯などの歯が凸凹に生えている状態で、
学校保健法では歯が互いに4分の1以上重なり合うものとしています。
食事に柔らかいものが多くなってきたことで顎が十分に成長しないことが原因の1つと言われています。

 

2つ目は「正中離開」です。
「すきっ歯」とも言い歯と歯の間にスペースが出来ている状態で、
学校保健法では左右中切歯の間に6mm以上の隙間があるものとしています。
顎の大きさに対して歯が小さい場合や歯の数が足りない場合に起こりやすいと言われています。

 

3つ目は「上顎前突」です。
「出っ歯」とも言い上の前歯が下の前歯のより前に被さっている状態で、
学校保健法では8mm以上出ているものとしています。
上顎の過成長が原因で比較的日本人に多いと言われています。

 

4つ目は「下顎前突」です。
「受け口」とも言い下の前歯が上の前歯より前にある状態で、
学校保健法で3歯以上が上下反対の咬合になっているものとしています。
下あごが成長し過ぎて顔が変形することもあることから早く矯正治療する必要があります。

 

5つ目は「開咬」です。
奥歯が噛めても前歯が咬めない状態のことを言い、
原因としては「歯並びによるもの」と「骨格によるもの」があります。
これらの他にも「上下顎前突」「過蓋咬合」「交差咬合」「切端咬合」といった不正咬合があります。